CONRAD LEACH

1965年、イギリス生まれ。独自の世界観と色彩感覚で自身の心を躍らす被写体を描くポップアート・アーティスト。そのルーツには、1990年代も終わりのパンクやモーターサイクルなどのカルチャーに傾倒していたロンドンでのハードコアな青春が反映されている。初期に描いたジミ・ヘンドリックスなどの伝説的アイコンを描いたポートレートはもちろん、特に近年はモーターサイクルシーンをアートへと昇華した作品でも人気を呼んでいる。
ミドルセックス・ポリテクニックのアートスクールに在籍し、ファッション業界での輝かしい15年間を経て、1997年に本格的に絵画の世界に足を踏み入れる。ロンドンのAPART Galleryで行われた、自身初の展示会「PLAYERS」は好評を博し、その後ルイ・ヴィトンのメンバーズ・サロンCELUX Galleryにて5年もの間、招聘アーティストとして展示を行った。
2005年にはオスロのGrand Hotelのために、ノルウェーの文化的アイコンである詩人ヘンリック・イプセンの肖像画を手がけ、作品は現在もイプセン・ミュージアムに展示されている。2008年からは、カリフォルニアのハーフ・ムーン・ベイにて行われた伝説的なモーターサイクルレースをモチーフに、大判でのペインティングシリーズを開始。2010年を機に、ヴィンテージ風のカスタムモーターサイクルである「BS1」を自身のコンセプトとして掲げ、Gauntlet Gallery（ロンドン）と、2013年にはSubvecta Motus Gallery（カリフォルニア）にて個人展を開催。

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